九州大学 | 藤田直子研究室学生ブログ

―学生全員が毎週1記事ずつ更新する 研究室の記録です―

花と緑のまちづくり

環境設計学科2年の和泉です。

 

私はツツジがとても好きでした。桜の花より少し遅く、4〜5月に花を咲かせるツツジの花の蜜を吸うのがとても好きで小学校に入学したころに友達と一緒によく吸って、とても仲良くなったのを覚えています。

 

「花の社交性」という言葉でふとそんなことを思い出しました。

 

花を通じてとったコミュニケーションはとても自然に距離感が縮まったことを子供ながらに覚えています。

 

「花とみどりのまちづくり」は人間同士の良い関係性も作り上げるように私は思います。

花と緑のまちづくりの講演会について

環境設計学科2年の近藤です。今回、花と緑のまちづくりについての講演会を聴きにいきました。


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今回花と緑を用いたまちづくりについて学んできました。

花と緑のまちづくりとは大規模な花壇や企業による植栽計画だと思っていましたが、この講演会ではまず「身近な花壇やガーデニング」がまちづくりの大きな役割を果たしていることが分かりました。このガーデニングこそ、花のまちづくりであり自分の庭のことだけ考えるのではなく他人にも積極的に共同でガーデニングをすることでまちづくりだけでなく、社会的コミュニケーションが図れることをしりました。


資料にあるとおり小学校などの花壇なども立派なガーデニングです。

このようにまちづくりと聞くと大規模なように感じますが、実は身近なところからスタートするものだと思いました。

花であふれたまちづくりをするために身近な花壇に花を植えてみてはどうでしょうか?

花と緑のまちづくりの講演会について

環境設計学科2年の近藤です。今回、花と緑のまちづくりについての講演会を聴きにいきました。


f:id:fujital:20160210233133j:plain

今回花と緑を用いたまちづくりについて学んできました。

花と緑のまちづくりとは大規模な花壇や企業による植栽計画だと思っていましたが、この講演会ではまず「身近な花壇やガーデニング」がまちづくりの大きな役割を果たしていることが分かりました。このガーデニングこそ、花のまちづくりであり自分の庭のことだけ考えるのではなく他人にも積極的に共同でガーデニングをすることでまちづくりだけでなく、社会的コミュニケーションが図れることをしりました。


資料にあるとおり小学校などの花壇なども立派なガーデニングです。

このようにまちづくりと聞くと大規模なように感じますが、実は身近なところからスタートするものだと思いました。

花であふれたまちづくりをするために身近な花壇に花を植えてみてはどうでしょうか?

花と緑のまちづくり講演会

環境設計学科2年の幾竹です。


今回の講演の中で日本は外国に比べるとはるかに花を飾って見せる空間がとても狭く、限られた空間の中でどうしたら美しく見せるかとができるのか試行錯誤していることを知ることができました。


また日本では個人の活動で駅などに花などが植えられている事実も知りました。


イギリスなどは花など公共施設に植える際には行政が関係していることが日本と大きく違います。講演の中でも述べられていたようにもっと行政の協力が必要だと思います。


今回の講演を通して花、みどりを使ったまちづくりに関心が湧き、自分にとって良い機会になりました。



花と緑のまちづくり講演会

こんにちは。環境設計学科二年の山中雄登です。
先日2月6日に福岡市役所で開かれた「花と緑のまちづくり講演会~みんなの花で人とまちが華やぐ~」を聴講してきました。

 
この会の講師を務められた和田博幸さんは、日本花の会研究員として桜の名所づくりや花のまちづくりに取り組まれている方です。花によるまちづくりのプロのお話を聞こうと多くの方が会場を訪れていました。

 

講演では、まず「花のまちづくり」とは何かについてお話を伺いました。その中で、「日本では従来から『花いっぱい運動』という活動が行われていたが、花を植えるという行為自体が美徳だとされる精神活動としての意味合いが強く、デザイン的には単調であった」というご指摘が印象に残りました。花をただ植えるだけではなく、花をもっと地域のために役立てようという目標のもとで「花のまちづくり」が始まったそうです。


その際に注目されたのが「花の社会性」です。花は「美しい」「華やか」といった視覚的な側面だけではなく、花と人、花と社会の関係性の中で様々な好影響を与えてくれます。この「花の社会性をまちづくりに生かす社会活動」が花のまちづくりであるとのことでした。

 

次いで、花のまちづくりを進めるにあたっての視点が事例とともに紹介されました。いくつかご紹介します。

◎花や緑による快適で美しい環境づくり
 (目障りな看板などを排除し、花の美しさが映えるまちに)
◎健全で良好な環境づくり
 (花を植えることにより、きれいで活気あるまちに)
◎花や緑による地域のコミュニティづくり
 (花の美しさを共有、維持するために世代をこえた人々が協力)

 

二番目に挙げた「健全で良好な環境づくり」が顕著に表れていたのが、東京都の都電荒川線沿線におけるバラによる緑化事業です。以前は不法投棄が目立ち治安の悪い場所であったそうですが、住民の努力により約700株のバラが咲く美しい通りになったそうです。さらには他地域からの来訪者が増え、地域の活性化にもつながっています。花が持つ力の大きさに感銘を受けた事例でした。

 

最後に、花のまちづくりも自宅の花飾りが原点であり、次第に住民が連携・協働していく中で目標を共有して新たな価値を共に創る(共創する)ことが重要であると述べられました。


今回の講演を聴いて、花がまちづくりに与える影響がいかに大きいかを学ぶとともに、まちづくりの主役は地域住民であると考えました。今回紹介された「花のまちづくり」の事例の多くは、住民やボランティアの活動が発端となったものでした。彼らの地道な努力が積み重なり、美しい景観が実現しているのです。もちろん行政による様々な支援も重要ですが、地域に住む人々の力こそまちづくりの原動力だと思われました。

まちづくりは役人や専門家の仕事」と決めつけないで、今住んでいる街を少しでもよくするためにできることはないか、探してみたいと思います。